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荒川区立第九中学校

令和6年度 九中生活のきまり

【はじめに】 みなさんの中には9年間の義務教育を終え、社会人への一歩を踏み出す生徒もいます。ビジネスマナー等の常識を身につけた社会人になるためには、その場にあった身だしなみが求められます。昨今、身だしなみの自由度が高まりつつありますが、安易に崩すことは「無礼」や「格好悪さ」につながる場合があります。「ビジネス・フォーマル」の考えを基本に、校外での活動にもふさわしいとされる身だしなみを身につけるために、ファッション性のあるものは禁止とします。このきまりを十分に理解し、充実した学校生活を送りましょう。

1. 服装

(1) 服装について

特に事情のない限り、学校指定の標準服を着用する。制服の変形は認めない

②成長に合わせ、着丈等の見直しをする。

肌着はワイシャツや体育着の下に着用したとき、色・形がはっきりとわからないものとする。また、体育着を肌着とすることは禁止とする

④夏服(5月~10月)期間については、ネクタイ・リボン・ブレザーの着用は自由とする。ただし、ネクタイ・リボン・ブレザーを着用する必要がある場合には、事前に知らせる。

⑤防寒着については、防寒目的としての着用を認める。ただし、だらしない着用の仕方はしない。

(2) 標準服について

①スラックス型標準服(すべて指定品)

項目 規定 注意事項
上着 紺のブレザー ・袖はまくらないこと。
・ボタンはすべて留めること。授業中も同様とする。
・儀式的行事では必ず上着を着用する。
・暑い日は上着を脱いでもよいが、学年集会等の全員が集まる場面では上着を着用して、移動した場所で指示があってから脱ぐこと。
シャツ ブルーのワイシャツ ・第一ボタンまで留める。
・袖のボタンはまくるとき以外は必ず留める。
・ワイシャツの下には色・形がはっきりとわからない肌着を着用すること。
ネクタイ 紺のネクタイ ・学校指定のネクタイ(ホック式)を必ず着用する。
・形、長さを変えない。
スラックス グレーのスラックス ・腰の位置で履き、ずらして履かない。
ベルト 革製の飾りのない黒、茶のベルト ・ベルトの穴が一周しているもの、革製(天然皮革、合成皮革)以外のものは不可。
靴下 白のスクールソックス ・くるぶしがしっかりと隠れるものとする。
・ワンポイントが大きすぎるものやラインがあるもの、色が派手であるものは不可
通学靴 白を基調とする運動靴
黒、茶の天然皮革、合成皮革製のローファー
・白紐を使用する。
・靴紐はきちんと結び、かかとを潰さずに履く。
・ローファーは登下校時に着用可とする。
※ベスト 白、紺の学校指定のベスト ・学校指定のものを任意で購入して着用することができる。
・裾を引っ張ったり伸ばしたりしない。

②スカート型標準服(すべて指定品)

項目 規定 注意事項
上着 紺のブレザー ・袖はまくらないこと。
・ボタンはすべて留めること。授業中も同様とする。
・儀式的行事では必ず上着を着用する。
・暑い日は上着を脱いでもよいが、学年集会等の全員が集まる場面では上着を着用して、移動した場所で指示があってから脱ぐこと。
シャツ ブルーのワイシャツ ・第一ボタンまで留める。
・袖のボタンはまくるとき以外は必ず留める。
・ワイシャツの下には色・形がはっきりとわからない肌着を着用すること。
リボン 紺のリボン ・学校指定のリボン(ホック式)を必ず着用する。
・形、長さを変えない。
スカート 紺のチェックスカート ・膝が隠れる長さとする。折り曲げて履かない。
・成長によって短くなった場合は新しいものを購入する。
靴下 紺のソックス ・学校指定のマーク有り。無しは問わない。
・きちんと伸ばして履き、たるませたり折ったりしない。
・儀式的行事ではマーク入りを着用することが望ましい。
通学靴 白を基調とする運動靴
黒、茶の天然皮革、合成皮革製のローファー
・白紐を使用する。
・靴紐はきちんと結び、かかとを潰さずに履く。
・ローファーは登下校時に着用可とする。
※ベスト 白、紺の学校指定のベスト ・学校指定のものを任意で購入して着用することができる。
・裾を引っ張ったり伸ばしたりしない。

(3) 夏服(5月~10月)について

※この期間はネクタイ・リボン・ブレザーの着用は自由とする。

[スラックス型・スカート型の夏服の詳細規定は省略しますが、基本的な規定は冬服と同様です。]

(4) 防寒着について

項目 規定 注意事項
セーター 紺の無地Vネックのスクールセーター ・指定品でも別途購入したものでも着用可とする。
・色は「ネイビー・紺・濃紺」と表記されているものとする。
・ラインやワンポイントのものは不可。
・裾の長さは「スラックスのベルト」や「スカートのウエスト部分」が隠れる程度とし、裾を引っ張ったり伸ばしたりしない。
・袖を引っ張って、手を隠さない。
タイツ 黒のタイツ ・スカート型標準服のみ着用可とする。
・儀式的行事や体育の授業では着用はしない。
コート 黒・紺・グレー・茶系の無地のコート ・部活動で着用しているベンチコートやウォーマー等は不可。
その他 マフラー(ネックウォーマー)
手袋
膝掛け
・九中バッグに入る大きさに収納できるものとする。
・マフラー・手袋については登下校時のみの着用とし、教室に入ったら外すようにする。
・行事等でないものとし、必要以上に長いものは使用しない。
・教室内や特別教室の着席時に使用する。
・色は派手でないものとする。
・肩にかけたり、腰に巻いたりはしない。

(5) 頭髪について

清潔で運動しやすく、教育活動に差し支えない髪型とする

活動に応じてその都度変更が必要になる髪型は避ける

髪の染色・脱色・パーマは禁止。ただし、教育上の配慮が必要である場合は、学校と保護者とで協議する。

ワックス等の整髪料、美容目的のヘアオイルの使用は禁止とする

肩にかかる髪は、ゴムで結ぶ、または束ねる

ヘアゴムの色は、黒・紺・茶とする

安全面や衛生面の観点から、前髪は目にかからない程度とする。前髪が目にかかる、髪がまとめられないときはヘアピンで留める

ヘアピンの色は、黒のみとし、目立たない形のものとする

化粧やピアス等、不必要な装飾品は身につけないこと

(6) 上履きについて

学年カラーが入った学校指定の上履きを使用する

靴紐をきちんと結び、かかとを潰して履かない

③靴のかかとの外側に1足ずつ必ず名字を記名する。 ※イニシャル、名前での記入は禁止とする。 両足に同じものを記名する。 (例)「荒川太郎」→ ○「荒川」「荒川太郎」           ×「太郎」「T.A」

(7) 通学バッグについて

学校指定のリュック・サブバッグを使用し、内側にフルネームで記名をする。 ※指示があった場合のみ、サブバックでの登校を可とする。

目印のためにキーホルダー等はつけることができる。ただし、リュック・サブバッグに各1つのみとする。大きさは生徒手帳程度とする。缶バッジやピンバッジは不可とする

学校指定のリュック・サブバッグが破損した場合は報告すること。各家庭で購入先に修理を依頼する。修理や購入が間に合わなかった場合は、学校に申請書を提出する。 ※その期間中は通学バッグ取扱店が貸出用のリュック・サブバッグを提供してくれる。修理が終わったら、取扱店に貸出用のリュック・サブバッグを返却し、修理品を受け取る。

(8) 体育着について

学校指定のものを着用する

②体育着を忘れた場合は職員室で借りることができる。ただし、担任や教科担当に報告し、洗濯をしてから必ず返却する。

体育着を下着とすることは禁止とする

④部活動の朝練習後や6時間目の体育後でも、必ず制服に着替えて、授業に参加、下校をすること。ただし、以下の場合については、体育着での活動を認める。 (ア)朝練習後の1時間目が体育の場合→体育の授業後に更衣をする。 (イ)6時間目が体育の場合→放課後に部活動がある生徒のみ、体育着のままでもよい。 ※更衣をする時間は設ける。

⑤細かいルールについては、体育の授業で説明をする。

(9) その他について

不要なヘアゴムは手首につけないこと

②爪の長い生徒はしっかりと切り、自分の身なりを清潔に保つこと。

③持ち物についてはすべてに記名をする。物の貸し借りは禁止とする。

④ネクタイ・リボン・上履きの忘れ物は、職員室で貸出用を借り、下校前に返却をする。ただし、上履きについては、洗ってから返却をする。

装飾品の着用、化粧品、香水、制汗スプレー等の使用は禁止とする

⑥色付き、香り付きの塗布薬等の使用は認めない。

⑦マスクや制汗シート(無香料)、カイロ等の持参した場合、学校で処分せずに、自宅に持ち帰って各自で処分する。制汗シートの使用については、体育の授業後、部活動の朝練習後の更衣のときに限る。

水筒は通年持参することを許可し、中身は水、お茶、スポーツドリンクとする。授業中は教科担当の許可を得てから水分補給を行う。給食中は水筒による水分補給を原則行わない。また、歩行中に水分補給は行わない

(10) 更衣場所について

①更衣場所については、以下の通りとする。

学年 男子 女子
1年生 体育:各教室
部活動:4F固定教室廊下
朝練習後:4F固定教室廊下
寺子屋前:4F固定教室廊下
1年多目的室
1年多目的室
更衣室
更衣室
2年生 各教室
3階数学科室
3F数学科室
3F数学科室
2年多目的室
2年多目的室
更衣室
更衣室
3年生 各教室
1F第1科室
1F第1科室
1F第1科室
3年多目的室
3年多目的室
更衣室
更衣室

※更衣をするときのみ教室内のカーテンを閉めてもよい。 ※荷物はすべて活動場所に持っていき、教室には戻らないようにする。 ※寺子屋に参加する生徒は、寺子屋前に更衣を済ませる。

2. 登校・下校

(1)朝の健康観察を行ってから登校する。

(2)8時00分~8時20分までに正門・通用門を通過し、教室に入る。

(3)8時25分から朝読書等の活動に取り組めるように着席する。

(4)登校後は、特別な場合を除いて学校敷地外へ出ることはできない

(5)月曜日に朝礼があるときは早めに登校し体育館へ行く。8時25分に開始できるように朝礼隊形に整列する。無断で教室にいてはならない。

(6)当日の欠席・遅刻・早退については、8時10分までに必ず保護者から「スクール」で学校に連絡を入れてもらう。 ※電話連絡をする場合には、7時30分から必要に応じて連絡を入れることができる。

(7)遅刻した場合は、中央玄関から校舎に入り、遅刻生徒用のスリッパを履いて各昇降口まで行き、上履きに履き替える。朝学活までに間に合う場合は、そのまま教室へ向かう。 朝学活までに間に合わない場合は、職員室に必ず寄り、「遅刻者入室カード」を記入してから教室へ向かう。

(8)事前の欠席・遅刻・早退については、生徒手帳にその理由を保護者に必ず記入してもらい、担任が確認をする。

(9)事前の保健体育の見学については、生徒手帳にその理由を保護者に必ず記入してもらい、1時間目が始まる前までに必ず担任の確認サインをもらってから教科担当に提出する。

(10)体調不良により保健室で休養した生徒は、その日の部活動には参加できない。

(11)放課後に居残る必要がある生徒は、担当(担任や顧問等)の許可を受ける。

(12)机の中とロッカーの中を整理整頓してから下校する。

(13)校庭は横切らず、舗装路を歩く。

(14)登下校中は飲食物を買ったり食べたりしてはいけない

(15)下校後は寄り道をせず、大声で騒がずにまっすぐ帰宅をする

(16)職員会議等で下校が早い場合は、指定された時間まで自宅学習をする。

(17)再登校や休日に登校する場合は、標準服か体育着を着用する

(18)いかなる場合でも登下校に自転車を使用することは禁止とする。また、制服、体育着を着たまま自転車を使用することも禁止とする

3. 校内生活

(1)来校者に対しては進んであいさつをする。

(2)チャイムを合図に授業を開始・終了する。

(3)忘れ物をしたら、授業の開始前に必ず教科担当の先生に報告する。

(4)授業の開始と終了のあいさつは、服装をきちんと整えてから行う。

(5)休み時間は遊ぶ時間ではなく、次の授業の準備をする。

(6)教室・廊下・階段等は静かにする。

(7)教室の出入口は出入りの妨げになるため、集まらないこと。

(8)教室移動等は廊下に整列をしてから静かに向かう。 ※背の順で、学級委員が先頭、生活委員が最後尾となるように整列をする。

(9)教室移動をするときには、原則を以下の通りとする。 ①1年生は東階段、2・3年生は中央階段と西階段を使用する。 ②2階職員室前、3階夜間職員室前は通らない。 ※1年生が校舎西側にある教室(3階:数学科室・音楽室、2階:美術室)を使用する場合は、3階夜間職員室前・2年生教室前を通って移動する。2階美術室には西階段を使用して移動する。 ※2・3年生が校舎東側にある教室(2階:図書館・第2理科室、1階:第1理科室)を使用する場合は、2階職員室前を通って移動する。1階第1理科室には旧階段を使用して移動する。

(10)他の教室には入らない。他の学年の区域には行かない。必要があるときには、先生の許可を得る。

(11)特別教室・体育館・屋上・校舎の裏には、許可を得ていない場合は入らない。

(12)他のクラスが授業や学活をしているときは、その教室の迷惑にならないように静かにする。

(13)公共物(机・椅子・清掃用具・ガラス等)は、大切に取り扱い、破損したときはすぐ先生に申し出る。

(14)医師から処方された医薬品については、担任に事情を伝えてから持参することを許可する。

(15)学習に関係のない物品(携帯電話・スマートフォン・腕時計・ゲーム類・カメラ・音楽機器等)は持ってこない

(16)違反物を持ってきた場合は学校で預かり、保護者が来校したときに返却する

(17)特別な事情で持参しなければならない物品については、事前に保護者が学校に連絡をする。

4. 校外生活

(1)校外では社会のルールを守り、安全に気をつけて中学生らしいふさわしい行動をとる。

(2)他校生との交流はトラブルが発生しないように注意する。むやみに他校やその学区域に行かない。

(3)法律上禁止されている飲酒、喫煙、アルバイト等は絶対にしない

(4)夜遊びは補導対象となり、トラブル等の原因になるため、絶対にしない。

(5)生徒だけで外泊することはトラブル等の原因にもなるため、学校では認めていない

(6)携帯電話・スマートフォン等については、家庭のルールに従い、保護者の責任のもとで正しく使用する。

(7)トラブル防止のため、自分や自分の家族、友人等の個人情報をインターネットに公開しない。また、写真や動画もインターネット上に公開しない。

※最近では携帯電話・スマートフォン等に関するトラブル(SNS等での嫌がらせ、インターネット犯罪等)が増えている。携帯電話・スマートフォン等を持つからには、「嫌な思いや危険な目に遭う可能性がある」ということを十分に理解し、保護者と共にトラブルに遭わない対策を行う。

元気に楽しく学校生活を送るためには、学校外での生活も節度ある行動が大切です。「社会規範を守る」とは、社会のルールを守り、常識ある行動をとるということです。中学生は未成年だから、さまざまな法律で保護されるのと同時に、いろいろな規制もあります。中学生とはいえ、社会の一員であることを忘れずに行動しましょう。

5. 家庭生活

家族の一員としての自覚を持ち、それぞれの家庭のルールをしっかりと守りましょう。

また、みなさんが心身共に健やかに立派な社会人に成長してくれることを望む気持ちは、家庭も学校も同じです。家庭内での手伝いや帰宅時間等、保護者の方とよく話し合ってください。

SNS九中ルール

九中SNSルール

【SNS利用に必要な約束事】 ①終了時間を決めて長時間使用しない。 ②フィルタリングやパスワードがないICT機器は使用しない。 ③送信前に相手や周囲の人の気持ちを考えて嫌な思いをさせない。 ④自分や他人の個人情報を掲載しない。 ⑤知らないメールや怪しいサイトを開かない。 ⑥アプリやゲームに保護者の同意なしに課金をしない。

家庭のSNSルール

「九中SNSルール」を参考にして、保護者と生徒が話し合ってルールをつくる。