足立区立第四中学校
足立区立第四中学校 区政情報の開示請求に係る資料
1. 生徒の服装、装飾品、頭髪、化粧等に関して定めたもの(生徒手帳および生活指導だよりに記載)
~生活指導だより「学校のきまり」について~
新年度がはじまり1ヶ月が経過しました。3年生は最高学年として、2年生は中堅学年としての役割をそれぞれ把握し、自覚をもって生活ができていますか。また、1年生はそろそろ新しい環境にも慣れてきた頃だと思います。
さて、4中の「学校のきまり」も時代に合わせて徐々に改定されています。「学校のきまり」は生徒のみなさんを縛り付けるようなものではなく、学校生活を「安心安全」に過ごせるようにするためのものです。言い換えれば、生徒のみなさんを守るためのものでもあります。それを正しく理解してください。
さて、今月末には運動会があります。保護者や近隣の方々が、みなさんの活躍を観に来ます。そこで生徒のみなさんには4中生として立派な姿を披露してもらいたいと思います。そのためにも、あらためて「学校のきまり」を確認してほしいと思います。一部のきまりは、今年度より改定されている部分もあります。生徒手帳とは一部異なる記載がありますが、ここで記載されている内容が最新のものとなります(生徒手帳は来年度より記載内容の改定をします)。
服装規定
※令和5年度より衣更えの期間を廃止しました。
・儀式等の際には原則、正装として冬服着用とします。
◎学校指定の標準服 【パターン1】(儀式用) ブレザー、ボタンダウンシャツ、ネクタイまたはリボン着用 【パターン2】 ボタンダウンシャツ 【パターン3】 ボタンダウンシャツ、学校指定のベストまたはセーター。
※ネクタイ、リボンは昼休みの給食時、校庭遊びの際は、はずしてもよい。 ※ボタンダウンシャツの下には、下着は必ず着用すること。
◎学校指定の標準服 ズボンまたはスカート。 ※変形することは一切禁止とする。 ※スカート丈は膝が隠れる長さとする。
◎学校指定のベスト・セーター ※通年で着用してもよい
◎黒の無地のもの
◎靴下の色は白・黒・紺とする。ただし、くるぶしの隠れるものを着用する。 ※黒のタイツ・ストッキング・レギンスを着用してもよい。ただし、模様やロゴ等がない無地のものに限る。 ※ワンポイントまでは可とする。 ※ルーズソックスは禁止。
◎通学用コート ・学生用で、色は紺・黒・グレーの一般的な型のもの ※ダッフルコート・ピーコートも可とする
◎色は白・紺・黒・グレー・茶など派手でないものとする ※安全な巻き方をする
◎学校指定の学年色の上履き ※令和6年度入学生―赤 ※つま先とかかとに記名
◎白を基調とした、ひものついた運動靴 ※靴ひもも白とする ※体育の授業に適したものとする
◎学校指定のカバン・サブバッグ ※令和5年度より学校指定カバンが変わりました。 なお、兄姉の使用していた旧型のカバンがある場合は、それを使用してもよい。
◎学校指定の体育着 ・ジャージ ※全校同一のロイヤルブルー ・半袖の体育着 ・ハーフパンツ
頭髪規定
・前髪は目にかからない長さとする。 ・肩に髪がかかる場合は束ねる。 ※ただし、授業等(礼を含む)で支障がでる場合はピンでとめる。
その他
1. 頭髪に手を加えない ※パーマ・染髪・脱色などは禁止とする
髪型については必要に応じて指導する
付属品については以下とする ①ヘアバンド・髪飾り・リボンは禁止とする ②ゴムは黒・濃紺・茶とする ③整髪料はつけない ④ヘアピンは黒で幅1cm以内のものまでは着用してよい
4. まゆ毛に手を加えない
5. 化粧・ピアス、香水の類は禁止とする
※服装・頭髪には手を加えないことを原則としています。
《その他》以下のことは禁止とする: ・四中バッグに、目印のお守り程度の大きさのキーホルダー以外の不要物をつけたり、いたずら書きをしたりする ・手首や足首にミサンガなどの飾りをつける ・上履きやカバンに色をぬる など
2. 校外活動等に関して指導している内容 ※主に長期休暇のしおり等に記載をしている
2-1. 一般的な指導内容
かけごとなどのよくない遊びは絶対にしない。
危険な遊びはしない(禁止されている場所での水泳や、二人のりなどの交通違反など)。
3. 危険な場所、不健全な場所、カラオケボックス、ゲームセンター等へは行かない。
花火は大人と行う。
水での事故を起こさぬよう充分に気をつけよう。
6. 他校生とのつき合いはトラブルにならぬよう慎重にしよう。
。
四中生として恥ずかしくない行動をしましょう。
むだ使いはせず、お金や高価な物の貸し借りは絶対にしないこと。
10. 中学生のアルバイトは禁止です。
- トラブル等にあわぬよう服装や態度、言葉づかいをきちんとしよう。
12. 休み中でも髪染め(脱色)、まゆぞり、ピアス穴あけなど、絶対にしないこと。
善悪の判断をしっかりして悪い誘いはことわる勇気を持ちましょう。
年末年始は外出する機会が多くなるので、行き先や帰宅時間、誰と出かけるのか家族に必ず伝えて出かけましょう。また外出の際は派手な服装は慎み、必要な金額のみを持ち歩くこと。
夜間の外出はしてはいけません。
火の扱いについては充分に注意をはらい、火遊びは絶対にしないこと。
不審者や恐喝など危険を感じたときは、すぐにその場から逃げ、警察(110番)に連絡をすること(近くの大人に助けを求めたり、大きな声を出すなど自分の身を守る行動をすること)。また、すぐに家族や学校にも報告をすること。
2-2. 深夜徘徊、飲酒、喫煙等について
- 深夜徘徊について
足立区内でも中学生、高校生の深夜徘徊が増えてきています。休みだからといって夜遅くまで遊んだり、外出しないこと。東京都青少年の健全な育成に関する条例第15条により、18歳未満の深夜徘徊(午後11時~午前4時)は補導対象になります。また、友人間の外泊は禁止ですが、友だちの家に泊まる場合でも、保護者に連絡をしなければ無断外泊という扱いになります。
- 飲酒について
冬休みは正月を含む期間であり、親戚などが集まり、お酒を身近に感じる機会が多くなります。 未成年者の飲酒は、未成年者飲酒禁止法第1条で禁止されています。20歳前の飲酒は成長期の脳細胞を破壊し、老化を進めます。また、20歳を過ぎても、多量の飲酒は、脳や心臓に大きな負担を与え、死亡に繋がることもあります(急性アルコール中毒)。
- 喫煙について
未成年者の喫煙は、未成年者喫煙禁止法第1条で禁止されています。現在だと、電子たばこ等も売り出されています。電子たばこ等は未成年でも吸ってよいという噂を聞くこともあると思いますが、内容物が怪しいものが多いです。健康に悪影響を及ぼす化学物質が含まれていたり、実はニコチンが含まれている場合もあります。「未成年でも絶対に吸って大丈夫。安全です。」と断言できる電子たばこ等がないのが現状です。トラブルにならないように、自分の身は自分で守ること。
※タバコの煙の中には、約4,000種類の化学物質が含まれています。ニコチン・タール・一酸化炭素などの有害な物質も200種類含まれています。1日20本のタバコを吸うと、発がん性物質のタールが、1年間で肺にコップ一杯以上蓄積されます。タバコを吸う人のがん発生率は、吸わない人の2倍~4倍と非常に高く、吸い始めた年齢が低いほどその率は高くなります。
- 万引きについて
いかなる場合でも、万引きは絶対にしないこと。刑法第235条の窃盗罪になります。お店にも迷惑をかけることになります。また、軽い気持ちでやった行為が、心に一生の傷として残ります。気を緩めないこと。
2-3. SNS関係、オンラインゲーム、インターネットのトラブル防止について
友達などとコミュニケーションをとるときに、「?」をつけ忘れたり、言葉足らずで違う意味に捉えられてしまうことが原因でトラブルに発展することが多くなっています。メールやSNSでは相手の顔が見えない分、普段以上の配慮が必要です。誤解されないように気をつけましょう。
特に注意してほしいのは、SNSで出会った見ず知らずの人に実際に会うことです。連絡を取り合っているうちに実際に会うことになってしまい、そのまま連れ去られたり犯罪に巻き込まれたりするケースが増えています。顔の見えないSNSでは、相手が年齢や素性を偽っていること(なりすまし)があります。コミュニケーションを多くとることは大切かもしれませんが、知らない人と連絡をとる行為はしないようにしましょう。もしも、誘われても断ることが大切です。正しい判断、行動をとれるようにしましょう。
SNSで大金を稼げるなどの話から、犯罪に巻き込まれる人も増えてきています。SNSで稼げるという投稿を見て応募したものの、その仕事は特殊詐欺だった…などのケースがあり、実際にお金を受け取った(受け子)ことで少年が逮捕された事例もあります。また、知らないうちに薬物(大麻など)を運ばされるケースもあります。簡単にお金が稼げる、お金がもらえるといった「おいしい話」には注意が必要です。
書き込んだ情報が思わぬところから流出することもあります。写真に位置情報が含まれたまま投稿してしまったり、友達だけに限定公開したSNSの投稿が引用、拡散されてしまうこともあります。個人が特定できる内容の投稿や写真は、気軽にSNSに載せないようにしましょう(個人情報の漏洩)。また、悪ふざけや悪意のある投稿は、場合によっては罪に問われたり、賠償請求をされることがあります。SNSへ投稿する際は、不適切な投稿は控えるようにしましょう。
TwitterやLINEなどの拡散力のあるSNSに写真を投稿し、それが拡散されてしまうと、全てを回収・削除することはほぼ不可能です。ネットは、世界につながっています。自撮りはもちろん、友達を含む集合写真でも個人情報の流出につながってしまいます。特に気をつけたいのが個人間での写真・動画のやり取りです。自分が嫌だと感じる写真・動画を拡散されたり、それをもとに脅されたりする事件が増えています。個人間のやりとりだから他の人からは見えないはずだと思っても、受取人が流出させないとは限りません。流出したら困る画像や動画を送るのは絶対にやめましょう。
SNSを介した様々なトラブル(いじめ、パパ活、ママ活など)が増えています。特に、「闇バイト」などのトラブルが増えていますので、注意すること。また、SNSで出会った見ず知らずの人に実際に会うことはやめてください。そのまま拉致されたり、誘拐などの犯罪に巻き込まれたりするケースが増えています。誘われても断る勇気をもってください。
現在、ニュースでも話題にあがりますが、SNSで知り合った相手に誘われ、「トー横」へ呼び出されるケースが増えています。そこから飲酒、喫煙、薬物乱用などの事件につながることが多いので、「トー横」などの危険な場所へは行かないようにすること。
休み中はタブレットを持ち帰ることになりますが、不正アクセスに注意すること。他人のID・パスワードを勝手に利用してログインすることは、不正アクセス禁止法第3条で禁止されています。また、不正アクセスの被害に遭わないために、ID・パスワードを絶対に他人に教えないこと。
2-4. 薬物乱用防止に関する内容
都内、区内では薬物による事件が増えてきています。「合法ドラッグ」や「大麻」などの売買がインターネットを介し、以前より身近なものになってきています。先輩や友人に勧められても、絶対に断りましょう。断る勇気をもちましょう。
薬物の所持や使用は、覚せい剤取締法第19条などで禁止されています。幻覚や幻聴などの強度の精神障害を起こします。その結果、他人や自分を傷つけ、犯罪を引き起こすこともあります。脳や目、歯、そしてあらゆる内臓器官に大きなダメージを与え死亡することもあります。一度使用するとやめられません。絶対に手を出さないこと。
ニュースでも取り上げられていますが、「市販薬」のオーバードーズによる重体事故が増えています。風邪薬等を服用する際は、保護者の管理のもと、医師の指示にしたがって服用すること。
2-5. 熱中症予防および事故等防止に関する内容
- 熱中症による事故等の防止
暑さ指数(WBGT)に配慮しながら運動や外遊びをするようにしてください。運動における暑さ指数の指針は以下のようになっています。
※暑さ指数とは、人体と外気との熱のやりとりに着目した指数で、人体の熱収支に与える影響の大きい「気温、湿度、輻射熱(周辺の熱環境)」のそれぞれの効果から算出される指標です。
気温(参考) | 暑さ指数(WBGT) | 熱中症予防運動指針 |
---|---|---|
35℃以上 | 31以上 | 運動は原則中止 |
31~35℃ | 28~31 | 厳重警戒(激しい運動は中止) |
28~31℃ | 25~28 | 警戒(積極的に休憩) |
24~28℃ | 21~25 | 注意(積極的に水分補給) |
24℃未満 | 21未満 | ほぼ安全(適宜水分補給) |
2-6. 乗り物に関して指導している内容(交通事故等の防止)
横断歩道を渡るときでも、一度止まって「右・左・右」を確認しましょう。車道は自動車だけでなく、自転車も走っています。よく周りを確認しましょう。
自転車に乗るときは、ヘルメット着用の努力義務がでています。自転車通学は基本的には認めていません。健康上の理由等で、許可が必要な場合には、学校で手続きを行ってください。
基本的には自転車に乗るときには、車道を走るようにしましょう。ただし、規制標識が設置されている場合には、歩道を走るようにしましょう。また、安全のため歩道通行がやむを得ない場合は歩道を走ってもよいことになっています。ただし、車道寄りを走ることになっています。
スケートボードやキックボード等は、基本は公道を走れません。
トラック等の大型車が右折、左折するときには内輪差がうまれます。内輪差によって交通事故が起こりやすくなっています。また、死角もうまれます。運転手からは見えない場所があります。大型車が近くを走っている場合は、以下のことに気をつけましょう。
最近では歩道に自動車等が乗りあげてしまい、歩行者が死傷してしまう事故が増えています。歩道を歩いている時でも、安心とは限りません。常に周りの状況を確認し、いざという時には避けられるようにしましょう。
歩道を友達と一緒に歩く際には、ムダに広がらず、一般の方々の通行に配慮して歩きましょう。もし、周りに迷惑をかける行動をとってしまい、注意等を受けてしまった際には、しっかりと謝罪ができるのが4中生です。一般の方との関わりの中で、自分の言動を改めて振り返る機会とできるようにしましょう。
冬は日が短くなり、暗くなる時刻が早くなります。夕暮れ時は、人の目が暗さに慣れていないため自転車や歩行者が車の運転手から見えにくくなり、交通事故につながるケースが多いです。足立区内でも、実際に児童・生徒が巻き込まれる事故が発生しています。十分に注意をして行動すること。
2-7. 公共の場でのマナー(通学時なども含む)
友達の家の前(マンションなどの前も含む)などで、たまったり、集まって騒いだりしないこと。近所の方の迷惑になります。特に、マンションなどの集合住宅では多くのご家庭が暮らしています。軽い気持ちでふざけたり、大声を出して騒ぐ行為が多くの方への迷惑につながるということを認識してください。
電車やバスに関係すること ①エスカレーターでは、広がったりせずに、左側に並んで乗りましょう。また、エスカレーターで走ったり、大きい声を出したり、ふざけたりしないこと。周りには、たくさんの一般の方がいます。 ②ホームでは広がったりせず、ふざけずに並ぶこと。 ③電車やバスに乗る際に、荷物は手で持って乗車すること。背中に背負った状態で乗車すると、他の方の邪魔になり迷惑となります。注意すること。
これらの規則は、生徒の安全と健全な学校生活を確保するために設けられています。規則を正しく理解し、遵守することで、より良い学校生活を送ることができます。