千葉県立千葉北高等学校
生徒心得
前文
教育の重要な意義の一つは、人と共同生活をする仕方を学ぶことである。保護者・教職員の指導と助言を得ながら、自主的・自律的に自己訓練することによって、自己実現へ向って良識ある判断と行動のできる、責任感のある生徒となることが期待されている。そのための指針となる心得をよく理解し、実践することが、よい校風と伝統を築き、学校生活をより楽しく、勉学の上でも実りあるものにすることになる。
校内生活
1.定められた時刻までに登校する、放課後になるまではHR担任又はHR担任に代わる者の許可のある場合を除き、途中退出又は下校できな妨げにならないように品位と節度を保つ。
2.HR担任又は教科担任の許可を得た場合を除いて授業を欠席できない。
3.遅刻・早退・欠課はそのつどHR担任に届け出る。早退の場合はHR担任の許可を得なければならない。
4.欠席届や忌引届は定められた様式によりできるだけ早く提出する(忌引は欠席扱いにならない)。
5.校舎内では静かにすることを心がけ、学習の妨げにならないように品位と節度を保つ。
6.上履と下履の区別をはっきりする。
7.校内の施設・設備・教具などは、公共物であるから、十分愛護し細心の注意をはらって取扱うこと。誤って破損した場合は関係教職員、あるいはHR担任に届ける。著書は厳禁する。
8.責任をもって校舎内外の美化に心がけ、楽しく明るい環境づくりに努めよう。
9.放課後居残ることのできる時間は、原則として4時30分とする。やむを得ず制限をこえて居残る場合は、あらかじめ家族に連絡し、同時に関係職員に届け出て許可を得ておくこと。
10.教職員に対する不敬な行動や言葉を慎み、来客などに対するエチケットを心がけよう。
11.生徒会・委員会・部・サークル以外の生徒の会合及び提示・宣伝・印刷物の配布等は生徒指導部長に願い出て許可を得ること。
12.他校生徒との交歓は顧問教員等を通じ校長に願い出て許可を得ること。
13.部・委員会等の生徒の団体の送別会・親睦会等は校内で行うことが原則である。この場合顧問教員を通じて生徒指導部長に願い出て許可を得ること。送別会の実施は卒業学年の学年末考査終了の後とする。
14.部・委員会等で金品の徴収を行う場合は、前もって顧問教員に届け出て許可を得た後に行うこと。金額の収支は明確にし、結果は報告すること。
15.生徒間の金銭の貸借は弊害が多いのでしないこと。
16.不要の金銭の所持をせぬこと。また貴重品は各自の責任で管理すること。
17.校内で火気を扱う場合は安全を第一に、
18.携帯電話の使用について ・使用できるのは休み時間と放課後のみとする。授業中は電源を切ること。
・相手の許可なしに写真や動画を撮らないこと。
校外生活
1.通学は時間に余裕をもち、安全を第一に考える。電車・バス等の乗り物内では高校生らしく、他の人々に不快感を与えないよう心がける。
2.自転車による通学を必要とする者は、別項「自転車通学規定」により、自転車通学許可願をHR担任に提出して許可を得ること。
イ 交通規則を守り、つねに安全を心がけること。
ロ 自分の自転車は責任を持って所定の場所に整理整頓し鍵をかけること。
ハ いつも自転車を整備することを怠らず、、ハンドル・空気圧・ブレーキ・ライト等を安全な状態にしておくこと。
二 変形自転車の使用は認めない。
ホ 自転車で登校する時のヘッドフォン等の使用は認めない。
3.運転免許証の取得ならびに免許証を必要とする車の使用は原則として禁止する。
4.自宅以外から通学する場合は、保護者がHR担任を通じて校長に届け出ること。
5.学校としては、生徒は学業に専念するのを第一の目的とすべきとの考えからアルバイトは原則として認めない。しかし特殊の事情がある場合や長期休業中については保護者の同意を得たうえ所定の用紙に記入し、HR担任に届け出て指導をうけること。届け出前に雇用主と正式契約をしないこと。長期休業中は届け出制とするこが、それ以外は許可制とする。
6.校友は信頼関係をそこなわないように心がけ、家族・教職員の指導を参考にして、生徒として恥ずかしくない態度でのぞむこと。
7.外出は清楚な服装を心がけ、高校生としての自覚と誇りを失わぬこと。保護者の承諾のないと。外泊はしてはならない。
8.宿泊を要する旅行等をする場合は、保護者の同意を得たうえ所定の用紙に記入し、HR担任を経て校長に願い出ること。
9.法律・条例等の禁ずる行為(飲酒・喫煙・無免許運転・午後11時以後の外出等)、ならびに遊興的飲食店・賭博的遊技場への出入りをしてはならない。
10.身分証明書はいつも携帯すること。
11.ロッカーに鍵をかけ、私物を自己管理すること。
服装
1.服装は学校生活を送る重要な一要素であることをよく考え、清潔・端正・品位に留意し、学校の内外を問わず高校生らしくさっぱりした服装に心がけること。
2.本校生徒の通学に際しての服装は次の表のとおりとする。
男子 | 女子 |
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○上着・ズボンは標準学生服(詰め襟・黒色)。 | ○本校指定の上着・スカート(スラックス)ストライプブラウス、または白無地のブラウス。 |
○ワイシャツは白無地 | ○スカートの下端は膝にかかるものとする。 |
式典日(入学式・始業式・終業式・卒業式等)は、学生服を着用。 | 式典日(入学式・始業式・終業式・卒業式等)は、本校指定のストライプブラウスを着用。 |
上着丈が極端に長いものや短いもの・襟幅が広いもの・胴囲をつめたもの等は禁止。 | ストッキング類はベージュ・黒色系統。 |
変形ズボン(パンタロン型・ラッパ型・折り返し幅が極端に広い・ベルトを使用できない・極端に細い等)は禁止。 | |
○上着には本校指定のボタンを着用。 | ○校章は左襟 |
○校章は左襟。 | ○校章以外のバッジ類は禁止。 |
○校章以外のバッジ類は禁止。 | ○気温が極端に低い場合は、長袖ブラウス(白無地)も可。 |
○気温が極端に低い場は、長袖ワイシャツ(白無地)も可。 | ○暑くて上着を着ない場合は、ブラウスかベストでいなければならない。 |
○暑くて上着を着ない場合は、ワイシャツでいなければならない。 |
男女共通 |
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○上着の下の防寒具のベスト・セーター・カーディガン等は白・黒・紺・茶・灰色の無地(ワンポイントは可) |
○ワイシャツ・ブラウスの第2ボタンをとめ、下に着る物の色やデザインは華美でないものとする。 |
○コート・マフラー・手袋は制服との調和のとれた華美でないもの。 |
○通学時は、革靴または運動靴。色や型は高校生にふさわしいもの。サンダル類は不可。 |
○靴下は、白・黒・紺・茶・灰色の無地(ワンポイントは可)。 |
○上履きは、本校指定の上履き。 |
○頭髪はいつも清潔にし、見苦しくないこと。パーマネント・染色・脱色等は禁止。 |
○特異な髪型や極端に流行を追うようなヘアースタイルは禁止。 |
○化粧(マニキュア・ロ紅・色つきリップ・アイシャドウ等)は禁止。 |
○ネックレス・ピアス・指輪等は禁止。 |
礼儀
1.常に、明朗快活で高校生として格調の高い品位・態度を保つよう心がけること。
2.互いに人格を尊重しあい、男女相互の信頼を深め、生徒として恥ずかしくない社会生活のエチケットを身につけよう。
3.個人的な偏見や対立感情を捨て、互いに親愛のうちに礼儀を失わぬよう心がけよう。
4.服装・態度・言葉づかい等に留意しよう。
5.外国のエチケットにも関心を持ち、外国人に対する理解を深めよう。
健康安全
1.健康・安全は明るく楽しい生活の第1条件である。常日頃より健康を促進し、安全を保つようつとめること。
2.スポーツや健全な娯楽で心身の健康増進につとめよう。
3.身体の健康管理に留意し、公衆衛生に積極的に協力しよう。
4.道路では交通法規や交通道徳を守ろう。
5.車中では他の人々に迷惑になることを慎み、つとめて席をゆずりあおう。
社会奉仕
1.家事の手伝いはもとより、共同作業が社会生活に欠かせないものであることを理解しよう。
2.勤労の尊さを理解しよう。
3.社会生活は相互依存関係にあることを知り、「私に何ができるか」を考えて、積極的に社会のためになる努力を試みよう。
4.明るく住みよい社会をつくるため、協力奉仕の態度を身につけよう。
校則データ取得年月日:2022/02/25
校則元データ(PDF)