高校生は中学生以上に、責任と自覚ある行動が求められます。本校では生活指導を通して、「何が問題なのか」を深く考え、自ら改善していく姿勢を身につけさせます。「だめなことはだめ。そこを基点に一人一人のやる気、可能性を最大限に伸ばしていく。」これが、千歳丘の生活指導です。
制服は進路活動が出来る着こなしをする。また、アクセサリー等(ピアスなど)の装飾品や口紅・チーク・まつ毛エクステ等といった化粧、染色などの頭髪の加工は本校では禁止されています。定期的なチェックを行い、全教員で時間をかけて取り組み、生徒の進路実現を支援しています。
また、SNSの使い方等、情報リテラシーを「ガオカスマホルール」でご確認してください。
生活指導部
皆さんは、中学校がスマートフォンの持ち込み禁止で、高校が許可されている理由を知っていますか?
それは皆さんが
①何が大切で何を優先するか判断して行動する力がある
②自分の感情や欲望をコントロールすることができる(我慢できる)
という年齢だからです。
今年度はコロナウイルスの流行により、ICT機器によるコミュニケーションが学校でも、社会でも増え、今後ますます生活と切っても切り離せないものになっていくでしょう。当然皆さんもスマートフォンなどの機器やインターネット環境とどの様に付き合い、活用していくのかが問われます。改めてスマホの使い方を確認して、日ごろの行動を振り返ってみましょう。
①登下校時は歩きスマホをしない。
→以前、歩きスマホが原因で高齢者と衝突し、ケガをさせてしまい、賠償へ…という事例がありました。相手や自分がケガをするという危険性があります。危ないのでやめましょう。
また、スマホを見ながら校門をくぐり、あいさつに気づかず無視…なんてことも。悲しいです。
②授業中はスマホを出さない、使わない。
→授業担当者の指示がある場合のみ使用します。家庭からの緊急の連絡などは学校に電話がかかってきます。安心してロッカーにしまってください。
③他人を許可なく勝手に撮影しない。また他人が映り込んでしまうような撮影はしない。
→平成30年より迷惑防止条例が改正されました。条例違反だけでなく、犯罪につながる行為であることを自覚しましょう。
ポイントは「ネットと社会のルール・マナーに違いはない」ということです。「→」にはこれが普段から出来ている人は大丈夫!という例を載せました。
①SNS上で悪口や意味深な発言、言い争いをしない。他人の争いや炎上に参加しない。
→人の気持ちを考えられる。謝り、反省できる。暴言を言わない。違う考えの人間を受け入れられる
②自分や友人の本名や住所といった個人情報を書き込まない。
→自分や他人の秘密を守ることができる。
③他人の写真・動画を許可なく撮り、許可なく投稿しない。
→他人のプライバシーを守る意識がある。違法行為について知っている。
④返事などを強制したり、遅れたことを責めたりしない。
→自分の都合や価値観を他人に押し付けたりしない。
⑤ネット上だけの知り合いには細心の注意を払う。
→自分が遭遇する可能性のある悪徳行為や犯罪行為について知っている
学校は皆さんが安心・安全に進路の実現に向けて学習する(内面をみがく)場です。使い方をしっかり理解し、無用なトラブルは避けるとともに、正しい判断のもとスマホと付き合いましょう。
校則データ取得年月日:2023/01/31