東京都立中野工業高等学校
生徒心得
この心得は、本校生徒として常によく理解し、実践することによって、明朗かつ有意義な高校生活を営むための規範の概要を示したものである。
ゆえに、生徒はよく本心得の精神を守り、各自の良識と責任とに基づいて努力し、人格の完成を目指すこと。
くれぐれも本心得の精神に違反して不名誉な処分を受けることのないよう、これから示すそれぞれの心得を守って校風の高揚に努めることを望むものとする。
1.一般事項
2.学校生活に関する心得
3.礼儀に関する心得
4.規律に関する心得
5.服装に関する心得
6.その他各種届出について
1.一般事項
※生徒証明書と生徒手帳は常時携帯すること。
(1)中野工業高等学校の生徒としての自覚を持ち、学校生活を有意義に過ごす。
(2)学業にかかわりのない物品の持ち込みは禁止する。
(3)質素を旨とし、学用品その他の日用品に至るまで華美にならないようにすること。
(4)所持品には必ず氏名を記入すること。
もし校内にて紛失または拾得した場合は必ず教員に届け出ること。
(5)理由なくして必要以上の金品を所持してはならない。
(6)生徒および保護者の住所氏名等に変更が生じた時には、ただちにその旨を担任及び経営企画室へ届け出ること。
(7)不健全な娯楽の場所や好ましくない場所には立ち寄らないこと。
(8)法律に抵触するような行為は絶対にしないこと。
(9)いかなる場合にも暴力をふるわないこと。
(10)自主的精神を養い、自分の行動に責任をもつとともに、他人に対しても尊重し合うこと。
2.学校生活に関わる心得
(1)登下校の心得
①始業までに余裕をもって登校すること。
②規定の時刻(16時50分)までに下校すること。
ただし、学校の許可を得た者はこの限りではない。
③原則として休祝日は登校を禁止する。
ただし、やむを得ず登校する場合は、所定の手続きをとること。
④通学に自転車を利用する場合は、必ず自転車保険に加入し学校へ届を提出、許可を得ること。臨時的でも届出のない場合の利用は認めない。
(3)授業の心得
①休み時間中に次の授業準備を必ず済ませておくこと。
②チャイムと同時に着席を心掛けること。
③開始・終了時には、感謝の気持ちを持って正しく挨拶をすること。
④私語は慎み、授業に集中する。
⑤平素より規則正しい生活をし、授業中に居眠りなどしないこと。
⑥スマホ・携帯電話ゲーム機などを使用したり、机上に置いたりしないこと。
⑦教科に関係のない物品は、没収の上指導の対象とする。
4.規律に関する心得
(1)基本事項
①校内で集会や雑誌・新聞などの発行または調査などをしようとする場合は、必ず生徒部の許可を受けなければならない。
②校内で掲示を行う場合は、事前に生徒会活動関係は生徒会執行部、それ以外は生徒部に届け出て、許可を受けなければならない。
掲示は原則として所定の掲示板および教室内の所定の場所以外を用いることはできない。
③宿泊を伴う旅行をする場合は、必ず保護者の了承を得ること。
④学業に不要なものの持ち込みは禁止。(不必要な物品、貴重品は持ち込まない。万が一持参した場合は、担任に預けるか自分の責任で管理すること。)
⑤不健全な場所・風紀上問題が発生しやすい場所(娯楽施設など)への立ち入りは禁止する。
⑥生徒間でみだりに金銭・物品等の貸し借りや売買行為をしないこと。
⑦理由を問わず、暴力・暴言は許されない。
⑧飲酒・喫煙・窃盗・その他法律にふれるような行為をしてはならない。また、それらの同席も指導対象とする。
⑨バイク・自動車による通学は禁止。また、通学以外でも制服での乗車は指導対象とする。
⑩インターネット・携帯サイト上での誹謗中傷は禁止。ネット上のマナーを厳守すること。
※上記⑤~⑩の項目及び一般法律上の違反に関しては、同席(その場に居た)の場合も共に特別指導の対象とする。
(2)法令・法規に違反する行為
①暴力・脅迫・恐喝・金品強要
②飲酒・喫煙
③窃盗・万引き占有離脱物横領
④建造物・器物破損
⑤建造物不法侵入
⑥性的非行
⑦危険物・凶器所持
⑧その他の法令・法規に違反する行為
(3)学校生活での認められない行為
①いじめ(インターネット上も含む)・誹謗中傷・その他の人権侵害行為
➁確認テスト・レポート等における不正行為
③授業妨害・指導無視・対教師暴言および威嚇行為
④喫煙等同席・喫煙具所持
⑤飲酒・喫煙に類する行為(ノンアルコールビール、電子タバコ、禁煙具など)
⑥オートバイ、自動車での登下校(同乗も含む)
(4)身だしなみ(頭髪など)について
頭髮禁止事項
ア 脱色・染髪等の髪色を変える行為
イ パーマ等の髪の形状を変える行為
ウ その他、進路活動に悪影響を及ぼす恐れがある特異な髪型にする行為
エ かつら・エクステンション等の装飾目的の行為
(5)遅刻・欠席について
①遅刻や欠席をする場合は事前に保護者から担任へ連絡をする。
②事故や災害等を除き、規定の登校時間以降に登校した生徒を遅刻として扱う。
③出席簿で月ごとに担任が集計し、月に5回以上遅刻をした生徒を指導の対象とする。
5.服装に関する心得
制服は本校指定の物を正しく着用する。制服を改造した場合は、正規品を再度入してもらいます。
期間 | 男子用制服 | 女子用制服 | |
冬季(正装) | 4月~5月・10月~3月 | ・ブレザー/スラックス | ・ブレザー/スカート/スラックス |
・学校指定ワイシャツ | ・学校指定ワイシャツ | ||
・学校指定ネクタイ | ・学校指定リボン/ネクタイ | ||
・学校指定セーター/ベスト(購入者)・校章バッジ | ・学校指定セーター/ベスト(購入者)・校章バッジ | ||
夏季(略装) | 6月~9月 | ・スラックス | ・スカート/スラックス |
・学校指定のワイシャツもしくは学校指定のポロシャツ | ・学校指定のワイシャツもしくは学校指定のポロシャツ | ||
・学校指定セーター/ベスト(購入者) | ・学校指定セーター/ベスト(購入者) | ||
・ワイシャツ時はネクタイ着用 | ・ワイシャツ時はリボンまたはネクタイ着用 |
衣替え期間(5月中・10月中)
この期間中は、次の準備期間として設定している。そのため夏季・冬季どちらも着用可とする。
※式典(入学式・始業式・終業式・卒業式など)学校行事にて制服を着用する場合は、正装で参加する。
ただし、夏季行事に関しては事前に指示する。
※正装とは、本校指定の学生服(男女)を示し、略装とは、夏季用の着用を示している。
※スカート丈は膝を被う丈とする。不適正なスカート丈での着用は認めない。
※ストッキングやタイツの着用を認める。色は黒・紺・こげ茶色の無地のものとする。
※スカートの下に、ズボンや体育ジャージなどを着用することは認めない。
※やむを得ない事情によって異なった制服を着用する場合は、事前に保護者より学校へ連絡してもらい、協議の上許可をする。
(3)防寒補助着について
本校では、防寒を目的としたセーターやベストを総称してこのように表現している。
冬季には学生服着用なしで着ることは禁止する。
着用可能防寒補助着
着用可能期間 | 型 | 指定色※原色系は禁止 |
通年 | セーター・ベスト | 学校指定のもの |
冬季(制服期間のみ) | タイツ・ストッキング | 華美にならないもの・刺繍や柄は禁止 |
コート類 | 華美にならないもの・柄物は禁止 |
(4)通年の服飾品について
①ベルトは黒または茶色とし、デザインがある物の使用は禁止。
②靴は革靴または運動靴とする。また、踵をつぶして履いてはならない。
➂アクセサリー(カラーコンタクトを含む)・化粧(マニキュアを含む)は禁止とする。
④体育着・実験実習服などは本校指定の物を使用すること。
以上、上記項目に違反等が生じた場合は、改善指導をする。
校則データ取得年月日:2023/01/31
校則元データ(PDF)