この校則必要ですか?

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運営者メッセージ

多様性が尊重される現代社会において、生まれつきの茶髪を黒く染めるよう強要された女子生徒のニュースに接し、深い憤りを覚えました。

このような不条理な「ブラック校則」の撤廃を目指し、勇気ある学生たちが立ち上がっています。しかし、裁判所は過去の判例もとになかなか救済に動いてくれません。また、様々な方々が国などに働きかけていますが、状況の改善はなかなか進んでいないのが現状です。

このような現状を踏まえ、私は新たなアプローチが必要だと考えるようになりました。国や裁判所に訴えかけるだけでは限界があり、学校自身がブラック校則の問題点を認識し、自ら変革を起こすことが重要ではないかと思うようになりました。

そこで私は、情報公開制度を活用して校則を収集し、学校名を明記して公開するという方法を思いつきました。これにより、学校の内部から校則改革の機運が高まることを期待しています。

私の活動は、まず第一段階として、校則を誰もが閲覧できる形で公開することを目指しています。続く第二段階では、各学校の校則改訂の手順を把握し、その過程に沿ってブラック校則の改善を学校に働きかけていく予定です。

私には、2027年に中学に入学する息子がいます。息子の入学までに、ブラック校則が姿を消していることを切に願っています。すべての子どもたちが個性を尊重される学校環境で学べるよう、このプロジェクトを通じて変革を促進していきたいと考えています。

運営者プロフィール

植山 良

中央大学商学部出身。自動車メーカーを経て、コンサルティング会社で勤務。個人の活動として、校則データベースサイト「School Rules Database(スクールルールズデータベース)」を運営。