●生徒心得

本校生徒は次の諸事項を正しく理解し、勉学を本分として部活動、委員会活動、学校行事等に積極的に参加し、文武両道を理想として、礼儀作法を守り、明るく自主的に行動し、自己完成に努める。

１　学校登下校の心得

（１）学校往復の途中、他の場所に立寄るときは家庭に連絡する。

（２）自転車、オートバイ等による通学は禁止する。

（３）８時２０分の予鈴を目途に登校し、第１時限目の教室に入る。放課後は、所定の時刻（午後５時）までに、一切の運動及びその他を中止し、５時２０分までには下校する。ただし校友会活動その他止むを得ないときは、関係の先生の指導ある場合に限り、所定の用紙による下校延刻願を出し、日直の先生の許可を受けて、６時まで活動を延期できる。６時３０分までには下校する。ただし、サポートティーチャー利用はその出席簿、自習室利用は使用簿の記載をもって、下校延刻願とする。

２　教室及び授業の心得

（１）授業の始めと終りには先生に対して礼をする。

（２）机、腰掛の位置を正しく、姿勢を正す。

（３）授業中は私語せず、他人の迷惑にならぬよう留意する。

（４）常に予習、復習を心がけ問題意識をもって授業に臨む。

（５）チャイムが鳴ったときは授業態勢にあるように準備を完了する。

３　自習時間及び空き時間の心得

（１）自習時間にあらかじめ先生から指示のあった場合はそれに従い、その他の場合は、教室で自習する。空き時間は生徒ホール、自習室、図書室での学習も可能である。

（２）他の授業の邪魔にならぬよう責任ある行動をとる。

（３）自習時間、空き時間は自主的学習をなし得る最も良い機会であるから、これを十分活用し真面目に熱心に学習する。

（４）自習時間、空き時間及び放課後に教室を使用する時は、その教室のホーム担任か関係の先生に申し出て許可を受ける。

４　服装の心得

（１）通学服は標準服または自由服とする。標準服とは次のようなものである。

（イ）男子は黒の詰襟

（ロ）女子はセーラー服（胸当てなし、３本白線、袋ぬいの黒ネクタイ）

（２）服装は品位と良識をたもち、学校生活に適した機能的なものを着用する。

（３）校内および登下校時には、必ず校章をつける。校章をつける位置は、左胸又は左えりとする。

（４）校舎内での履物は底に鋲があるなど床を損傷する恐れのあるものは禁止する。体育棟の履物については体育施設使用規定に定める。

５　清掃の心得

校舎内を常に清潔にし、良い学習環境を保つことは大変重要なことである。放課後の清掃時ばかりでなく平常時も常に清潔を保つよう美化に努める。清掃に関しては自己の責任をもって各自その任に当たる。

６　出席・欠席・その他に関する心得

（１）毎日の出欠状況は出席簿係が把握することを原則とする。

（２）遅刻した時は、ホーム担任に届け出る。

（３）出欠に関する諸届願は、すべて保護者よりホーム担任へすみやかに必要書類をそえて提出する。

（４）早退又は欠課する場合はホーム担任、教料担任及び出席簿係に届ける。

（５）所定の時刻（通常午前８時３０分）まで登校せず、又は授業を欠いた者は遅刻・欠席・欠課として取扱われる。但し、学校が認めた場合はこの限りでない。

（６）学校又は学年における行事に参加し得ない場合は担任の先生の指示に従う。

（７）欠席・遅刻・早退・欠課は正確公明に扱う。

（８）２０分以上遅刻・早退した場合には、当該授業（１時間分）は欠課扱いとする。

７　校内における－般の心得

（１）非常の場合は先生の指導のもとに沈着冷静に行動する。

（２）エレベーターについては一般生徒の使用は禁止する。ただし、健康上の理由で特別に許可された場合は除く。

（３）校庭、廊下で来客又は先生に会った場合は会釈をし、礼を失しないようにする。

（４）授業が終っても他のクラスが授業中の時は静かにして邪魔しないように注意する。

（５）必要な連絡は掲示、放送で行うことがあるので校内に関する掲示板、放送に注意する。

８　学校一般に関する心得

（１）健全で明朗快活な学校生活が行われるよう各自心掛ける。

（２）自己の自由と共に他人の自由を尊重し、すべての言動に対して責任を負う。

（３）自由自治の精神を重んじ且つ、豊かな情操と知性を養うべく、常に積極的に行動する。

（４）学校の規則等について、意見希望のある場合はホーム、生徒会又はそれぞれの委員会に提案する。

９　休日又は休業中の教室使用について

（１）授業日でない土曜・日曜・祭日の教室の使用を禁止する。

（２）長期休業中は先生の指導する生徒活動に限り、日直の許可を受けて使用することができる。

（３）図書館は長期休業中、特別に指定する日を除いて、閉館とする。

１０　部活動は原則として定期考査１週間前及び考査期間中は行わない。